今日は、親戚のお葬式に行った。
正直、もう10年以上会ってない人だし、あまりよくわからない。
「死」っていう事柄自体が、未だによくわからないんだよな。
身近な人も、もちろん自分もいずれかは死んでしまうわけなんだけど、漠然としすぎてよくわかんない。


都会の葬儀っていうのは、ホールみたいなところでするでしょう。
始まる前の挨拶みたいなアナウンスとか、正直冷める。
私は田舎者ですから、ご近所さんが出向いてのお葬式や法事に慣れているからなんだろうね。
ホールとかでやるのって、楽だし良いと思うけど、やっぱりなんかわーわー言いながら、笑ったり泣いたりしながら見送ってあげたいなって思うなぁ。
母には「死んだらどんな葬式して欲しい?」って聞いてる。骨はどうしたいとか。そういう事って、大事なんだと思う。


こんな場所で不謹慎かもなぁと思ったけれど、好きな人欲しいって思った。
最後の花を入れたときの息子の顔、出棺の時の奥さんの顔。ああいう顔をして見送ってくれる人が居ないと、多分すごく寂しいと思う。
別に死んでるから、良いといえば良いけど、やっぱ寂しいと思う。


初七日法要も一緒にしたんやけど、最後に和尚さんの話がいつもある。
今日の和尚さんの話はあまり好みではなかった。
今までで一番良かった和尚さんの話は、妙心寺の和尚さんの話。思わず泣きそうになった。